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IC設計各社、Q1売上目標を上方修正


ニュース 電子 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020849

IC設計各社、Q1売上目標を上方修正

 
 IC設計業界各社が第1四半期の売上高目標を上方修正している。一部IC設計業者は、半導体業界の最近の旺盛な受注が、供給量を確保するために必要以上の発注を行うダブルブッキング現象によるもので、第2四半期に景気が冷え込むのではないかとの懸念が出ていた。しかし、川下業者による在庫補充の動きが活発で1月売上高が好調となり、受託生産メーカーが春節(旧正月)連休も休まず稼働すると表明したことなどが、業界各社の不安を軽減しているもようだ。5日付電子時報が報じた。

 創意電子(グローバル・ユニチップ)と致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー=GMT)は、第1四半期の売上高成長率目標を1けたから2けたに引き上げ、雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)と茂達電子(アンペック・エレクトロニクス)は、マイナス成長予測をプラス成長に切り替えた。

 聯発科技(メディアテック)、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)、立錡科技(リッチテック・テクノロジー)の大手4社も、末端市場顧客の発注意欲が強い上、中国の春節(旧正月)前の需要が期待できるとして目標を上方修正した。