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作成日：2010年2月9日_記事番号：T00020933
全球一動、WiMAX基地局１千基調達へ
９日付電子時報によると、昨年12月末、新竹で次世代高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）によるサービスをスタートさせた全球一動（グローバル・モバイル）は、WiMAX向け基地局をさらに1,000基以上発注する予定で、２月末に３業者から１社、調達先を選定する。調達した基地局は、台北県市と桃園県の一部でのネットワーク構築に使用する考えだ。
観測によると、同社は今年中旬に台北市で小規模エリア方式での運営を開始し、年内に同市全体に無線ネットワークを広げる構えで、500基以上の基地局が必要になるという。
全球一動が今回、調達先として検討しているのは、▽ノキア・シーメンス・ネットワークス（ＮＳＮ）▽モトローラ▽中国の華為技術──の３社で、このうちＮＳＮはサムスン電子とイスラエルのアルバリオンの機器を採用するシステム統合（ＳＩ）会社として入札に参加する。
同社は昨年初めにサムスン製機器採用の基地局300基を調達した。調達先の選定条件について、「今回も価格で、異なる設備業者が落札した場合、一定の互換性の達成を求める」と表明している。
