発光ダイオード（ＬＥＤ）用エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電（エピスター）が８日発表した１月売上高は、前月比３％増の13億100万台湾元（約36億円）で、過去最高を記録した昨年11月に次ぐ高水準だった。同社は、ＬＥＤ照明とＬＥＤバックライト搭載の大型液晶パネル向けが今後の成長をけん引すると予測し、同２製品向けの通年売上高比率は今年、７割を超えるとの見通しを示した。９日付蘋果日報が報じた。
張世賢エピスター副総経理は、現在は受注が多くフル稼働となっており、春節（旧正月）期間も通常通り生産ラインを稼働させるほか、出荷を急ぐ顧客が多いため、春節明けも残業で出荷に対応しなければならない状況だと説明した。
また、２月の売上高は営業日が少ないため過去最高更新は難しいが、３月に再更新の可能性があると予測している。
