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新光三越の昨年利益33億元、業界首位を維持


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月11日_記事番号:T00020982

新光三越の昨年利益33億元、業界首位を維持

 
 百貨店最大手、新光三越百貨の2009年純利益は、前年と同水準の32億~33億台湾元(約90億~93億円)の見通しだ。2番手の太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の税引前利益22億元(前年比約3割増)を上回り、昨年も業界首位を維持した。11日付経済日報が報じた。

 呉昕陽・執行副総経理は、業界首位維持を達成した事業戦略について、▽周年慶(創業祭)セール期間中の周辺商圏との協力による新たな客層掘り起こし▽提携クレジットカード利用による優待キャンペーンの多数実施――と説明し、オフシーズンの業績向上にもつながったと分析した。

 新光三越は、春節(旧正月)期間にもプレオープン、4月正式オープンを予定する高雄左営店について、初年度の目標売上高を50億元と定めている。これにより、同社全体の通年売上高を前年比9.1%増の718億元に引き上げたい構えだ。昨年売上高は前年比5%増の658億元だった。