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工業用紙、3月に再値上げか


ニュース その他製造 作成日:2010年2月11日_記事番号:T00020985

工業用紙、3月に再値上げか

 
 11日付工商時報によると、製紙大手3社の永豊餘集団、正隆紙業、栄成紙業が、国際パルプ価格上昇、および内外の古紙価格高止まりを受け、3月も工業用紙の値上げを続けることを検討しているもようだ。1月分の1トン当たり1,000台湾元(約2,800円)、2月分の2,000元値上げに続き、3月の上げ幅は1,500~2,000元程度の見通しだ。

 現在米国からの輸入古紙価格は1トン当たり255米ドル、台湾の古紙買取価格も1キログラム当たり6元と極めて高い水準だ。

 正隆紙業は、1月の売上高が販売価格上昇で大幅に伸びていることに対し、「販売価格を引き上げても、原料の古紙価格上昇スピードに追いつかず、利益は圧迫されている」としている。