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作成日：2010年2月11日_記事番号：T00020992
電子ペーパーのＰＶＩ、１月売上高は前年の２倍以上
電子ペーパーメーカー、元太科技工業（ＰＶＩ）が10日発表した１月の連結売上高は前年同月比118％増の15億7,300万台湾元（約44億円）で、昨年の２倍以上に成長した。11日付経済日報が伝えた。
同社は米国の電子ペーパー材料メーカー、イーインクの買収が昨年12月に完了したため、今年１月分から連結売上高を発表している。各社の１月売上高は、ＰＶＩが前年同月比154％増の12億6,000万元だったほか、イーインクが前年同月比2.8倍、韓国子会社のハイディスも同1.7倍と軒並み飛躍的に伸びた。
ＰＶＩは「電子ペーパーに参入した初の企業として、イーインクの電子インク技術からＰＶＩの電子ペーパー、ハイディスの電子ペーパーディスプレイモジュールまで、川上から川下の統合も他社に先駆けて実現した」と業界をリードする同社の位置付けを強調した。
