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作成日：2010年2月11日_記事番号：T00020994
ＴＳＭＣの１月売上高、前月比4.5％減
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が10日発表した１月の連結売上高は、前月比4.5％減、前年同月比129.6％増の301億3,600台湾元（約850億円）で、市場予測をやや下回った。ただ、第１四半期の売上高予測890億～910億元（前期比1.2～3.4％減）に対する達成率は33.1～33.8％に上り、ＴＳＭＣは同期の売上高予測を調整しないと表明した。11日付経済日報が報じた。
１月売上高は、ＩＣ設計メーカー各社が中国の春節（旧正月）需要などで前月比増となったのに対し、ＴＳＭＣは小幅の減少となった。証券会社は、同社の１月売上高が予想を下回ったのは、米ドルに対し台湾元高となっているためとみている。
張忠謀ＴＳＭＣ董事長は先日、ファウンドリー業界の今年の生産額成長率は29％の予測だが、同社はこれを上回る３割増収を目指すと宣言している。
