ニュース
その他分野
作成日：2010年2月12日_記事番号：T00021006
高雄で水不足懸念、「工業用水確保を優先」＝水利署
経済部水利署は、この３カ月近く雨量が十分でない高雄とその周辺で、３月中旬まで少雨が続けば、水不足に陥る恐れがあると警告した。これを受けて楊緯甫水利署長は11日、工業園区で使用する工業用水を優先的に確保すると強調した。12日付経済日報が報じた。
楊水利署長は、２月からの農地への給水停止措置で、新竹や苗栗への用水量は５～６月ごろまでは問題ないが、ダムがない高雄エリアは警戒の必要があると指摘した。経済部による南部を中心とした給水停止措置は、対象が台湾全土で２万2,300ヘクタールに上り、1,700万トンの節水効果があるとされる。
