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作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021031
馬英九総統の信任指数、45.6に上昇=遠見雑誌
経済情報誌「遠見雑誌」が12日に発表した2月の「台湾民心指数」によると、馬英九総統に対する信任指数は、就任以来最低を記録した1月から3.7ポイント上昇して「45.6」となった。遠見雑誌は、新型インフルエンザワクチンの副作用問題が収束に向かったこと、保険料値上げ、台湾中油による空気汚染防制費(大気汚染防止費)過剰徴収などの問題に誠実に対応したこと、また海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に関して馬総統が初めて記者会見を開いて説明を行ったことが信任の獲得につながったとしている。12日付聯合晚報が報じた。
「台湾民心指数」は、指数が50を超えれば「楽観」または「プラス評価」を表す。
その他指数は、▽執政信任指数、45.9(前月比3.8ポイント上昇)▽政治楽観指数、51.2(同1ポイント上昇)▽呉敦義行政院長に対する信任指数、49.3(同4.2ポイント上昇)▽与党・国民党、42.8(同3.5ポイント上昇)──となった。
また、野党・民進党の蔡英文主席に対する信任指数は前月比1.3ポイント低下したものの「51.2」と、3カ月連続でプラス評価を獲得した。ただ、民進党に対する信任は同2.1ポイント下落の「41.6」となった。