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鴻海・郭董事長、今年の売上3割増に自信


ニュース 電子 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021048

鴻海・郭董事長、今年の売上3割増に自信

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は12日の記者会見で、前年比3割増とする今年の同集団の売上目標の達成に自信を示した。証券会社の予測では今年の連結売上高は2兆5,000億台湾元だが、2兆6,000億元(約7兆4,300億円)を狙えると強調した。13日付経済日報が報じた。
 
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郭董事長は12日開いた忘年会(尾牙)で、太鼓をたたいて従業員を激励した。忘年会の懸賞で1千万元以上の同社株式を得た従業員が13人も出た(12日=中央社)
 
 鴻海精密工業の昨年通年の売上高は前年比1兆4,200億元で、今年1月は前年同月比47.5%増、前月比2.4%増の1,363億3,700万元となった。現在受注は好調で、春節(旧正月)の休日も旧暦の元旦に当たる14日のみとした。郭董事長は「今後、3月、4月、5月ともかなり良い」と発言した。

 郭董事長は今月「70歳までは引退しない。あと10年鴻海を率いる」と発言したインタビューが報じられ、鴻海の今後の成長にプラスとの見方がなされた一方で後継者の選定が課題という指摘も受けたが、12日は「鴻海は絶対にファミリー企業にはならない。後継者になろうという若い従業員の努力に期待したい」と語った。