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AUO、特許訴訟でLGDに勝訴


ニュース 電子 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021051

AUO、特許訴訟でLGDに勝訴

 
 液晶パネル大手の友達光電(AUO)が韓国のLGディスプレイ(LGD)に特許権を侵害されたとして訴えていた裁判で、米デラウェア州連邦地裁は16日、原告勝訴の判決を言い渡した。LGD側は控訴するとみられるが、最終的に勝訴した場合、AUOは数億米ドルの賠償金を獲得する可能性がある。18日付経済日報やブルームバーグ通信が伝えた。

 判決は「AUOの特許はすべて有効であり、LGD側にはそれを侵害する意図があった」と認定した。

 2006年初めにLGDがAUOや奇美電子(CMO)など台湾の液晶パネルメーカーを提訴したことに対抗し、AUOは07年3月にLGDを逆提訴し、昨年6月から実質的な審理が始まっていた。AUOはLGDに液晶パネルの映像技術に関する特許権4件を侵害されたと主張した。

 AUOの担当者は17日、判決を歓迎するとともに、「AUOは一貫して知的財産権を重視している」と強調した。LGD側は「係争中の案件だ」としてコメントを避けた。