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義隆電子、アップルとの和解協議が決裂


ニュース 電子 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021054

義隆電子、アップルとの和解協議が決裂

 
 IC設計の義隆電子(ELAN)が米アップルを相手取り米国で争っているタッチパネルコントロール技術の特許侵犯訴訟で12日、和解交渉が行われたものの決裂に終わった。この結果、侵犯の有無をめぐり両社の間で法廷闘争が続けられることとなった。証券会社からは、義隆は期待していた1億米ドルの和解金を当面獲得できなくなったという見方も出ている。13日付経済日報が報じた。

 義隆は昨年4月、アップルが同社のマルチフィンガー方式で指の位置を検出する機能など、2項目のタッチパネル技術を侵害し、MacBook(マックブック)iPhone、iPod Touchに使用したとして、同特許の使用製品の生産禁止などを求めてカリフォルニア州連邦地方裁判所に提訴していた。

 同社は近年タッチパネルコントロール分野で少なくない特許を獲得しており、2008年には米シナプティクス社と特許侵犯をめぐり互いに訴えていた裁判で、相互授権で和解している。