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作成日：2010年2月23日_記事番号：T00021061
第５回江陳会、５月下旬に上海で開催か
第５回中台民間トップ会談（江陳会）は、５月下旬に上海市で開催される可能性が極めて高くなっているもようだ。22日、台湾の対中交渉窓口機関、海峡交流基金会（海基会）と行政院大陸委員会（陸委会）が中国各地の台商協会会長を招待して開催した新年会での企業家の発言を基に23日付経済日報が報じた。
同会に出席した馬英九総統は、中台間で締結に向けた交渉が進められている海峡両岸経済協力枠組み協議（ＥＣＦＡ）について「絶対に必要なもので、作業を早く進めなければならない」と語った。
これは、春節（旧正月）前に胡錦涛・中国国家主席がＥＣＦＡに関し、「行ったことは必ずやり遂げる」と発言して以降初めて馬総統がＥＣＦＡに言及したもので、中台両首脳がともに締結に向け積極的な姿勢を見せたことで今後交渉が加速する可能性が出てきた。
また江丙坤・海基会董事長は同席上で、「ＥＣＦＡは上半期中に行われる第５回江陳会で締結可能だ」との見方を示した。ただ、具体的な開催時期、開催場所については言及しなかった。
