ニュース
その他製造
作成日：2010年2月26日_記事番号：T00021156
シリコンウエハーの達能科技、今年は生産能力倍増へ
太陽電池用シリコンウエハーメーカーの達能科技は25日、70億～80億台湾元（約194億～222億円）を投じて桃園科技工業園区に新設する第２工場でくわ入れ式を行った。同社の第１工場の生産能力は120メガワット（MW）で、第２工場では160MWの生産能力を予定する第１期工事が第３四半期までに完了、年内に80MW以上のラインの稼働を目指しており、同社のシリコンウエハー総生産能力は年末までにほぼ倍増する見込みだ。なお第２工場の生産能力は最終的に380MWまで拡大させる計画だ。26日付工商時報が伝えた。
方震銘・達能科技総経理によると、2007年11月創業の同社は昨年３月に黒字転換、同６月からフル稼働となり安定した利益を確保している。昨年売上高は12億7,000万元。受注状況は今年第３四半期まで満杯で、価格も安定していることから、今年の売上高は倍以上の30億元を見込んでいる。
