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作成日：2010年2月26日_記事番号：T00021162
福彦電子、中国企業とＢＤプレーヤー生産で提携
ＤＶＤドライブなどを生産する福彦電子（フォーワールド・エレクトロニクス）の鄧鴻吉総経理は、液晶テレビなどを手掛ける中国メーカー、迪訊電子と、主にブルーレイディスク（ＢＤ）プレーヤーの生産で合弁を決めたと明らかにした。26日付工商時報が伝えた。
合弁工場の出資比率は福彦が52％、迪訊が48％。ＢＤプレーヤーの以外に液晶ＴＶも手掛、生産額は月間600万米ドルを見込む。
鄧総経理によると、ＢＤプレーヤーについて福彦が台湾で受注と研究開発（Ｒ＆Ｄ）およびテスト生産を行い、中国常州の生産基地で製造、直接欧米や日本市場に出荷する計画だ。
同社は６月に福彦の自社ブランド「FORWORLD」で台湾のＢＤ市場にも進出する。工場出荷価格を１台当たり100米ドル以下に抑える方針で、ソニーやサムスン電子の同140～150米ドル、他社の110～120米ドルを下回るため価格競争力を持つと説明している。
