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作成日：2010年2月26日_記事番号：T00021163
台虹科技、光学フィルム市場に進出
フレキシブル基板（ＦＰＣ）最大手の台虹科技（タイフレックス・サイエンティフィック）は25日、光学フィルムの博威電子（コアテック・テクノロジー）の経営権を株式交換を通じて掌握、光学フィルム市場に進出したことを明らかにした。26日付経済日報が伝えた。
博威電子は、現在業績悪化で財務立て直しに取り組む偏光板メーカー、力特光電科技（オプティマックス・テクノロジー）を母体とし、資本金は３億5,300万台湾元（約９億8,000万円）。台虹は自社株１株に対し博威5.15株の比率で株式交換を行い、同社への出資比率を68％とした。
台虹によると、博威は創業３年で依然として月間700万～800万元の赤字が続いているが、台虹から受注を得ることで月間売上高は1,300万～1,400万元に成長し直ちに損益均衡を達成できる見込みだ。
