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インテルとTSMC、Atomチップ開発に遅れ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月26日_記事番号:T00021169

インテルとTSMC、Atomチップ開発に遅れ【表】

 
 外電報道によると、台湾積体電路製造(TSMC)がインテルと共同で進めているAtomベースのSoC(システム・オン・チップ)は開発作業に遅れが生じており、提携が中断状態に陥っているという。ただ、インテルの担当者は「双方は提携により重要な経験を共有しており、提携は放棄していない」と強調している。26日付工商時報が伝えた。
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 半導体生産設備業者によると、インテルは既に設計段階を終えているという。しかし、サンプル配布、ユーザーによる認証獲得には半年から1年の期間を要するため、当初今年第2四半期としていた量産時期は、来年以降となる見通しだ。

 TSMCとインテルは昨年3月、インテルがAtomの技術をTSMCが推進するオープン・イノベーション・プラットフォーム(OIP)に移植し、さらにTSMCにAtomベースSoCの生産を委託する提携関係を結んだ。