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AUOの7.5世代工場、進出地は昆山か


ニュース 電子 作成日:2010年2月26日_記事番号:T00021170

AUOの7.5世代工場、進出地は昆山か

 
 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)の陳来助総経理は25日、中国での7.5世代工場設置申請を行う考えを表明するとともに、進出地は華東、華南を優先候補地として検討すると語った。26日付工商時報が部品サプライヤーの話として報じたところによると、進出地は江蘇省昆山となり、中国の大手液晶パネルメーカー、龍飛光電を提携パートナーとする見通しだ。AUOは中国での前工程工場設置プロジェクトに「L7K」のコードネームを付けているが、「K」は昆山を意味するという。

 陳総経理はまた、台湾では今後、10世代工場を建設する方針であるものの、現段階では具体的な計画は立てていないと説明した。10世代工場は中部科学工業園区(中科)二林基地が候補地とみられている。

 液晶パネル価格が今年第2四半期に下落するとの見通しが伝えられたことについて陳総経理は、「今年のパネル需要成長率は23~24%の一方で、供給量の成長率は21%と予想されている。依然需要が供給よりも大きく、今年のパネル価格は極端な下落や上昇が起きることはない」との見解を示した。