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ECFAアーリーハーベスト品目、3月上旬に交渉か


ニュース その他分野 作成日:2010年3月1日_記事番号:T00021177

ECFAアーリーハーベスト品目、3月上旬に交渉か

 
 中台が締結を目指す海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の第2回交渉が3月上旬に台北で開かれる可能性が出てきた。交渉ではアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)の対象品目が焦点となる見通しだ。27日付工商時報が伝えた。

 行政院大陸委員会(陸委会)の趙建民副主任委員は26日、ダウ・ジョーンズ通信の取材に対し、「3月上旬に中国側当局者との交渉を予定しており、優遇税率を適用する第1期対象業種リストについて協議する」と述べた。具体的な業種に関する言及はなかったが、石油化学、自動車部品、機械、繊維製品などが対象になると見込まれている。

 これに関連し、陸委会の劉徳勲副主任委員は「台湾側は3月上旬の交渉を希望しているが、交渉時期については中国側との調整を進めており、議題についても詰める必要がある」と述べた。

 ただ、中国商務省台湾・香港・マカオ司の唐煒司長は「3月に台北でECFAに関する交渉を行うという通知は受けていない」としている。