ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月1日_記事番号:T00021183
通信機器販売大手の神脳国際(セナオ・インターナショナル)は、中国の携帯電話端末販売チェーン2位の楽語中国(ファントーク・チャイナ)に対する出資交渉が6月までに合意に達する見通しとなったことを受け、中国事業の拡大に向け、100億台湾元(約278億円)以上の資金調達を進める方針だ。1日付工商時報が伝えた。
セナオの薛紀建董事長は、「昨年の増資計画を棚上げしており、今年は資金調達規模を拡大して増資計画を再始動させたい」と述べた。筆頭株主の中華電信は出資比率を現在の30%から40%に引き上げたい構えだ。市場関係者は中華電信が少なくとも20億元の出資を引き受けるとみている。
セナオは中国事業拡大に向け、中華電信、中国の携帯電話キャリア、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)とその子会社聯通華盛の4社による合弁会社を設立することも計画している。
ファントークは中国国内で80都市に500カ所の販売網を持ち、今年は800カ所まで拡充を計画している。セナオによる出資比率は調整中だが、出資規模は数十億元に達する見通しだ。
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