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東北角海岸、景観改善計画が決定


ニュース 建設 作成日:2010年3月2日_記事番号:T00021212

東北角海岸、景観改善計画が決定

 
 行政院経済建設委員会(経建会)は1日、北部の東北角海岸の景観改善計画を決定した。2日付聯合報が伝えた。

 同計画は14ヘクタールの宿泊施設区(金沙湾地区)、400ヘクタールの住宅区、景観保護区の整備が柱で、今年第4四半期から参入業者を募集する。このうち、宿泊施設区には最大5カ所のホテル建設が可能で、シンガポールのリゾート開発業者バンヤンツリーや中国企業が進出に関心を示している。

 対象地域は東北角宜蘭海岸国家風景区に属するため、みだりに開発ができず、再開発が遅れていた。呉敦義行政院長は先ごろの現地視察で、観光振興を目的として、用地をまとめて接収し、再開発を進める方針を示していた。

 接収対象面積は688ヘクタールで、台北県貢寮郷内の和美、澳底、福隆の各地区に及ぶ。このうち、283ヘクタールが景観保護区に指定された私有地で開発が禁止されている。当局は接収した私有地を開発可能用地に転換し、再開発を進める構えだ。