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林口の空港MRT駅周辺開発、鴻海・イノテラが関心


ニュース 建設 作成日:2010年3月2日_記事番号:T00021213

林口の空港MRT駅周辺開発、鴻海・イノテラが関心

 
 行政院経済建設委員会(経建会)は1日、台北市と桃園空港を結ぶ都市交通システム(空港MRT)沿線のA7駅(仮称、台北県林口郷)周辺の開発計画を認可した。今年第3四半期から用地売却に向けた入札を開始する。完成は2013年で、鴻海精密工業や華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が進出に関心を示している。2日付経済日報が伝えた。

 開発計画は総面積226ヘクタールで、産業専区(66ヘクタール)や低価格住宅4,000戸(15.7ヘクタール)などを開発する内容。産業専区は1~2社への用地売却を目指している。低価格住宅は1坪当たり15万台湾元(約42万円)以下に売価を抑える。当局は現在、住宅投機を防止するための対策を検討している。

 経建会は「低価格住宅の建設費は産業専区の用地売却収入で賄う。産業専区の用地売却が成功しなければ、低価格住宅の建設計画を推進できない」と説明した。