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蘇貞昌・民進党元主席、台北市長選への立候補表明


ニュース 政治 作成日:2010年3月3日_記事番号:T00021233

蘇貞昌・民進党元主席、台北市長選への立候補表明

  
 民進党元主席で陳水扁政権時代に行政院長を務めた蘇貞昌氏が3日、年末に行われる台北市長選に立候補する意向を正式に表明した。中央社が同日伝えた。
 
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蘇氏の台北市長立候補により、民進党は新北市長選の候補者が見つけられなくなり、結局北部は両市とも落とすという観測も国民党サイドから出ている(3日=中央社)
 
 蘇氏は「台北市は国民党市政が12年間続いており、多くの問題が発生している。市民の変化を望む声に応じて、より良い生活を提供することを責任をもって実行していきたい」と抱負を語った。また、 蘇氏は 2012年の総統選挙に民進党公認候補として出馬する可能性が現時点で最も高いとされているが、「台北市長に当選した場合、任期満了まで務める」と語った。

 蘇氏の挑戦を受ける現職の郝龍斌台北市長はこれに対し、「任期満了まで務めるのは有権者に対する当然の約束だが、蘇氏の場合は難題だ」との見解を語った。また、中国恐怖症で鎖国政策の民進党市長は台北市には必要ないと指摘した上で、馬英九政権が進める海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)を支持するかどうか考えを明らかにするよう蘇氏に呼び掛けた。