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高鉄台南駅と市街地結ぶ「沙崙線」、来年1月に開通


ニュース 運輸 作成日:2010年3月3日_記事番号:T00021239

高鉄台南駅と市街地結ぶ「沙崙線」、来年1月に開通

 
 台湾高速鉄路(高鉄)台南駅と台湾鉄路(台鉄)西部幹線を連絡する台鉄「沙崙線」が、来年1月1日に開通する見通しとなった。高鉄台南駅と連絡する沙崙駅(台南県帰仁郷)を起点とし、▽長栄大学駅▽台鉄西部幹線・中洲駅(同県仁徳郷)▽南部科学工業園区(南科)そばの同新市駅――の4駅間を約34分で運行する。同線の開通により高鉄台南駅から台鉄台南駅など市街地へのアクセスが便利になる。3日付聯合報などが伝えた。

 沙崙線の沙崙駅から台鉄中洲駅までの距離は6.52キロメートル。同駅で西部幹線乗り換えれば高鉄下車後、約21分で台鉄台南駅まで行けるようになる。

 沙崙線は台鉄にとって約17年ぶりの路線延長で、早くから計画されていたが、用地取得が順調に進まないなどで完成時期が遅れていた。交通部鉄路改建工程局(鉄工局)は、今月中に開業前の準備に入れる予定で、9月からの台鉄による点検、交通部による再点検を経て、開通を迎えることになる。

 このほか、高鉄と台鉄の両新竹駅、新竹科学工業園区(竹科)を結ぶ台鉄内湾支線の延長工事は、早ければ来年4月に完工し、8月までに開通する見通しとなっている。