台北市インターネット広告媒体協会（ＩＡＭＡ）は２日、今年のインターネット広告市場が前年比12.76％増の78億8,100億台湾元（約218億6,000万円）に拡大するとの予測を明らかにした。３日付工商時報が伝えた。
同協会によると、昨年のインターネット広告市場は、金融危機による広告伸び悩みにもかかわらず、前年比16.95％増の69億8,900万元に達し、堅調な成長を示した。特にサイト上での口コミ形式による広告が伸びを支えた。
昨年のインターネット広告市場の内訳は、通常のネット広告が同5.46％増の41億700万元で全体の58.77％を占めた。このほか、有料キーワード広告が同15.22％増の23億9,000万元で全体の34.33％を占めた。このほか、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）サイトの「フェイスブック」などで商品レビューの共有などを行う口コミ形式の広告も市場規模が４億8,200万元に達し、全体の6.9％を占めた。
