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ウィンテック、2月は前年比12%増収


ニュース 電子 作成日:2010年3月3日_記事番号:T00021253

ウィンテック、2月は前年比12%増収

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の2月連結売上高は20億2,000万台湾元(約56億円)で前月比13.64%減となったが、前年同月比では12%増、1月2月合計の連結売上高も同35%の伸びを示した。昨年末以降、相次いで多種類のタッチパネルモジュールの出荷が始まったことが前年比成長につながったもようだ。現在タッチパネルの売上高が全体に占める比率は約30%に上る。3日付蘋果日報が伝えた。

 一方、前月比減となった理由について同社は、「第1四半期はもともと中小型液晶パネルのオフシーズンに当たり、さらに2月は春節(旧正月)休みで稼働日数が減少したため」と説明した。

 同社はアップルのタブレット型PC「iPad」向けタッチパネル生産を受注したと観測されていることに加え、スマートフォンなどタッチ機能搭載製品向けの出荷量が増加しており、ウィンテックの売上高と生産ライン稼働率は今年、昨年の不調を脱して成長を見せると証券会社は予測している。