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力晶、2月売上高も高水準維持


ニュース 電子 作成日:2010年3月3日_記事番号:T00021256

力晶、2月売上高も高水準維持

 
 DRAM大手、力晶半導体(PSC)の2月売上高は55億1,700万台湾元(約152億5,000万円)で、前月比7%の減収となったものの、引き続き55億元を超える高水準を維持した。3日付電子時報が伝えた。

 2月の減収は、春節(旧正月)連休で稼働日が少なく、出荷量が減少したことに加え、春節前にDRAMのスポット価格が下落したことが主因だ。

 黄崇仁・力晶董事長は今後の見通しについて、「第1四半期利益は必ず前年第4四半期の16億元の水準を超える」と強調、さらに2010年のDRAMスポット価格は2~2.5米ドルの間で安定して推移するとの楽観的な見方を示した。

 力晶は、DRAM製品の世代交代に対応して、12インチウエハー工場で新規格、DDR3製品生産への大規模な移行を行っており、3月から同製品の出荷比率を大幅に引き上げている。今後は、DDR2とDDR3の生産ラインを柔軟に調整し、安定した収益体制の確立を目指す。