行政院労工委員会（労委会）が１月11～27日に従業員30人以上の企業3,020社を対象に実施した調査によると、４月末までに企業が計画している新規雇用は６万9,000人、雇用取りやめは１万1,000人で、純増数は１月末比で５万8,000件と、過去３年で最高になった。４日付工商時報が伝えた。
４月末の段階で「雇用者数が増える」と答えた企業は全体の26％で、「現状維持」が62％、「雇用者数が減る」が５％だった。
業種別で見ると、純増数が多かったのは▽製造、３万3,000件▽卸売・小売、8,400件▽サービス、4,700件▽金融・保険、3,400件▽情報・通信・メディア、2,200件――。受注が伸びているＩＴ（情報技術）や従来型産業が目立つと大手人材バンク「1111人力銀行」は指摘した。
業種別では、「専門技術を必要としない単純労働者および肉体労働者」の純増が最多の１万8,500件。このほか１万件を超えたのは、▽技術職、アシスタント▽専門職――だった。
