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作成日：2010年3月4日_記事番号：T00021270
中国・招商銀行、台湾事務所開設を申請
中国の招商銀行、馬蔚華行長（頭取）は３日、台湾での事務所開設を既に当局に申請したことをロイター通信によるインタビューの中で明らかにした。同行の顧客には台湾系企業も多く、これら企業に対する理解を深めることが目的だという。ただ、台湾の銀行と提携する考えがあるかどうかについては特に触れなかった。中国の銀行による台湾事務所設立申請は、中国銀行に続いて２行目。４日付経済日報が伝えた。
経済日報によると、招商銀行は中国の商業銀行で資産総額第６位の大手。
中台間の金融監督に関する覚書（ＭＯＵ）発効で、中国の銀行が台湾で事務所設置後、２年を経て支店に昇格させることが可能となり、中国工商銀行や中国建設銀行、交通銀行が申請に意欲を示している。
