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台プラ4社の2月売上高、いずれも前年比増【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年3月4日_記事番号:T00021278

台プラ4社の2月売上高、いずれも前年比増【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が3日発表した2月の売上高は、いずれも前年同月比で増収となった。特に台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は好調で、前年比57.76%増の610億7,200万台湾元(約1,691億4,900万円)だった。また、米国東部の暴風雪やチリ大地震などの自然災害に加え、アジアのエチレンプラントで年次保守点検シーズンのピークを迎えたことで、石化原料価格が値上がりして利幅が拡大しており、台プラ4社の今年第1四半期利益は410億台湾元が見込まれると証券会社は予測している。4日付蘋果日報などが伝えた。
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 また今後、中国政府による家電普及を目指した補助金支給政策「家電下郷」や自動車買い替え支援策で、家電や自動車の需要が高まり、これがABS(アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン)、スチレンモノマー(SM)、パラキシレン(PX)などの需要を促すとして、証券会社は、上記3製品の垂直統合が台湾で最も進んでいる台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が、今後爆発的な利益成長を遂げるとの見方を示した。