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シネックスの1・2月合計売上高、過去5年で最高の伸び


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月5日_記事番号:T00021300

シネックスの1・2月合計売上高、過去5年で最高の伸び

 
 情報通信機器販売大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)は、1、2月の合計売上高が前年同月比25%増の382億台湾元(約1,064億7,600万円)となり、過去5年で最高の伸び率を記録した。5日付工商時報が伝えた。

 業績好調の主因は、基準となる前年の数値が金融危機による不景気で極めて低かったことに加え、今年の春節(旧正月)シーズンは末端市場で購買意欲が強かったためだ。

 特に需要が強かったのは携帯電話など通信機器で、1、2月の売上高は73億元と、前年同月比で40%大幅に増加した。

 同社は今年の通信機器事業について、中国の3G(第3世代)市場開放により、スマートフォンをはじめとするハイエンド機種への買い替えが進むとして、成長の余地が大きいと楽観的な見方を示している。

 また証券会社は、シネックスの通信機器事業の売上高は今年、最低でも40%の成長を維持し、約400億元が見込めると予測している。

 なお、早くから中国市場へ参入しているシネックスは、中国内需の成長を受けて昨年通年でも、売上高、利益ともに過去最高水準を記録している。