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作成日：2010年3月5日_記事番号：T00021308
ＡＳＵＳ、第２四半期の好況予測
華碩電脳（ＡＳＵＳ）の沈振来執行長（ＣＥＯ）は４日、独ハノーバーで記者団に対し、「第２四半期のパソコン出荷は前期比で伸びが期待される。ＡＳＵＳも受注を確保しており、第２四半期は引き続き出荷が伸びる」と述べ、非需要期にもかかわらず、販売は好調に推移するとの認識を示した。５日付工商時報が伝えた。
沈執行長は、第２四半期の好況について、中国と欧州の需要が落ち込んでいない点を挙げた。ただ、「第３四半期は需要が低迷する恐れがあり、今年後半の業績を占う鍵になる」との見方を示した。
人気の「Eee PC」の販売好調で、ＡＳＵＳは低価格ノートパソコン（ネットブック）市場で20％のシェアを獲得している。しかし、一般ノートパソコン市場ではシェアが６％と伸び悩んでいるため、今年は全体としてシェアの底上げを図り、市場シェア、マインドシェアの双方で業界４位を目指す構えだ。
