中国大陸から流れ込んだ寒気団の影響で７日より気温が低下しているが、中央気象局によると、冷え込みは９日からさらに厳しさを増す見込みだ。また10日の日中以降は空気が乾燥し、嘉義以北の沿岸部では夜間、放射冷却効果により気温が６度まで低下する見通しだ。８日付中国時報などが報じた。
南部では30度を超えた６日から一転、気温が急激に低下した。いったん片付けた冬服を引っ張りだした人も多いのでは（７日＝中央社）
中央気象局の伍婉華予報員によると、８日は前日より大きく気温が下がることはないが、９日は北部で日中10度以下となるなど一気に冷え込み、全土で雨模様となりそうだ。
10日午後には雨は上がるとみられるが冷え込みは続き、天気は12日午後から急速に回復に向かい、同日日中は北部でも23度まで気温が上昇するとの予測だ。ただ、朝晩の気温差が大きく、服装には注意が必要だ。
