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紡織品の対中輸出額、ECFA締結で25%増も=経済部


ニュース その他製造 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021332

紡織品の対中輸出額、ECFA締結で25%増も=経済部

 
 中台間で締結に向けた交渉が進められている両岸経済協力枠組み協議(ECFA)でゼロ関税措置の実施が見込まれる紡織品について、経済部関係者は「締結後の対中輸出額は25.1%増加し、5億3,000万米ドルに達する」との見通しを示した。8日付蘋果日報が伝えた。

 同関係者はまた、「韓国が欧州連合(EU)と自由貿易協定(FTA)に仮署名しており、3年以内に段階的に関税が撤廃されれば、EUを主要輸出先とする台湾と中国に大きなダメージを与えるため、双方にとってECFA締結は必須だ」と指摘した。

 紡織業の生産額は昨年、前年比15.7%減の3,657億台湾元(約1兆300億元)へと落ち込んだ。また、昨年1~11月の輸出額も16.6%減少(約17億米ドル)している。さらに過去10年間では、業界の生産額の減少幅は3割近くに達している。