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台プラグループ、ポリシリコン工場は彰化に設置か


ニュース その他製造 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021334

台プラグループ、ポリシリコン工場は彰化に設置か

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)工場の設置場所を、彰化県とすることに方針を変更したもようだ。これまでは、第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)第5期拡張計画で建設を予定していたが、同計画の環境影響評価(環境アセスメント)の第2段階の承認が早くても6月までかかる見込みのため、同評価が必要ないポリシリコン工場の建設を速やかに進める意図とみられる。関係者の情報として7日付経済日報が伝えた。

 ポリシリコン工場は、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の彰化工場内に、台化子会社の台化矽晶科技が設置する計画だ。改良式シーメンス法を採用する予定で、投資総額は100億~200億台湾元(約280億~570億円)の見込みだ。

 業界関係者によると、台プラグループや、李長栄化学工業と億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)合弁の福聚太陽能がポリシリコン分野に参入することで、供給不足に一定の改善が期待される。