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コカコーラ、台湾投資を拡大へ


ニュース 食品 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021335

コカコーラ、台湾投資を拡大へ

 
 コカコーラブランドの飲料製品を台湾で展開する香港・遠東可口可楽(コカコーラ・ファーイースト)台湾支社の高文宏総経理はこのほど、「市場成長の見込まれる台湾で今後、マーケティングにとどまらない比較的大規模な投資を行う」との方針を示した。6日付工商時報が伝えた。

 昨年、台湾飲料市場が2年連続のマイナス成長から2%のプラス成長に転じた中、同社業績はこれを上回る11%成長で3年連続の2けた成長を達成した。好調の要因として高総経理は、新製品の発売や、SNSサイト「フェイスブック(Facebook)」で人気の農場経営ゲーム「Happy Farm(中国語名、開心農場)」上で行ったキャンペーンなどが奏功したと語った。

 高総経理によると今年もこの勢いを保ち、新製品発売などにより2けた成長を目指す。

 同社は4月、環境に配慮し、樹脂を31%減量した重量わずか14グラムのペットボトルを使ったミネラルウォーターを4月にも発売する。同製品は日本で発売後3カ月で1億本を売り上げたという。また、スプライトシリーズでは緑茶風味の炭酸飲料を、「ミニッツメイド」からは「熱帯風味」のミックスジュースを新発売する予定だ。