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Qisdaの新規参入製品、売上比率が2割に拡大へ


ニュース 電子 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021338

Qisdaの新規参入製品、売上比率が2割に拡大へ

 
 明基友達集団の電子機器受託生産メーカー、佳世達科技(Qisda)は今年、スマートフォン、タブレット型パソコン、電子ブックリーダーなど新たに参入した製品の売上比率が20%に拡大するとの見通しを示した。8日付電子時報が報じた。

 熊暉Qisda総経理によると、スマートフォンは第2~3四半期に出荷が伸びる見込みだ。タブレットPCは、アップルが4月にも「iPad」を発売した後、タッチパネル機能を搭載した5、7、9インチ製品を投入する予定だ。電子ブックリーダーは昨年末に量産に入っており、今年下半期から大規模出荷となる見通しだ。

 新製品の成長に伴い、液晶モニターとプロジェクターの売上比率は今年80%へと、昨年の約90%から縮小する見通しだ。ただ、これら2製品も、出荷成長率は業界平均を上回ると楽観している。

 Qisdaの2月売上高は、前月比16.4%減、前年同月比4.4%減の56億3,000万台湾元(約160億円)だった。営業日数が少なかったことに加え、蘇州工場の労働力、部品不足が影響した。ただ、3月中旬にはこの問題が解消すると見込む。