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HTCの2月売上高、前月比8%減も100億元維持


ニュース 電子 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021341

HTCの2月売上高、前月比8%減も100億元維持

 
 携帯電話端末大手、宏達国際電子(HTC)の2月売上高は101億9,400万台湾元(約285億8,900万円)で、前月比約8%減となったものの100億元台を維持した。前年同月比では10.73%増だった。同社の2月売上高について市場では、春節(旧正月)連休で稼働日が少なく、同社が受託生産するグーグルのスマートフォン「ネクサス・ワン(Nexus One)」の受注の伸びが期待できないとして、100億元を切る可能性も指摘されていた。6日付工商時報などが伝えた。

 第1四半期売上高について同社は目標を320億~340億元と比較的低く設定しており、1月、2月合計が213億1,500万元(前年同月比10.93%増)だったことから、3月に107億元の売上高を上げれば目標達成となる。しかし証券会社によると、同社の売上高は3月、127億元の水準に届く可能性もあるとみている。

 HTCの3月売上高が高水準に達するには、4月に欧州、アジア地区で発売を控えるレジェンド、デザイアなど新機種4モデルの出荷状況が鍵を握るが、これについて証券会社は「3月中に出荷が始まるため、一定の貢献が見込める」と予測している。