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台湾半導体業界の設備調達費、今年は倍増=SEMI予測


ニュース 電子 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021342

台湾半導体業界の設備調達費、今年は倍増=SEMI予測

 
 台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)のファウンドリー2社に加え、南亜科技などメモリーメーカーも生産能力拡充を計画していることから、台湾の半導体業者による設備調達費は今年、昨年(36億米ドル)の2倍以上となる74億米ドルに達し、世界最大の半導体設備市場となる見込みだ。国際半導体製造装置材料協会(SEMI、本部米カリフォルニア州)が5日発表した報告書を基に、6日付工商時報が伝えた。

 SEMIは同報告の中で、金融危機の影響で、昨年の世界半導体業界の設備調達資金は前年比45%減となる144億3,700万米ドルに落ち込んだが、今年は景気回復に伴う需要増により、各社とも延期していた生産拡張計画を再開するため、272億米ドルへと88%増加すると指摘した。

 また、この設備投資により今年の業界の生産能力は前年比5~6%増加、8インチウエハー換算で月産1,610万枚に達する見込みだ。