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力成、2月は3.4%減収


ニュース 電子 作成日:2010年3月8日_記事番号:T00021344

力成、2月は3.4%減収

 
 メモリパッケージング・テスティング(封止・検査)大手の力成科技(パワーテック・テクノロジー)の2月の連結売上高は前月比3.45%減、前年同月比50.29%増の27億7,200万台湾元(約78億5,000万円)となった。1、2月累計では前年同月比45.67%増の56億1,500万元。

 力成は第1四半期の売上見通しについて、受注価格の下落が一定範囲に収まったため、前期比減少率は1けた台にとどまるとしている。受注は6月分まで獲得していることから、第2四半期の需要も悪くはないと指摘した。

 同業の矽品精密工業(SPIL)の2月売上高は前月比8.3%減の48億6,900万元。3月は稼働日が正常に回復し、依然受注も好調なことから、売上高が1月の水準を取り戻す可能性もあるとしている。

 半導体業界の景気回復に伴い、工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)では、今年の台湾の封止分野の生産額を前年比26%増の2,515億元、検査分野は27.1%増の1,113億元と見積もっている。