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作成日：2010年3月9日_記事番号：T00021352
働く女性の76％、「３年内に出産計画なし」
大手求人情報サイト「1111人力銀行」が８日発表した女性の仕事と出産・子育てに関するアンケート調査（回答数1,137件）によると、全体の76％が「今後３年以内に出産する計画はない」と回答し、約半数が経済的な厳しさを理由に挙げた。９日付聯合報が報じた。
出産を計画しない理由についてはこのほか、「未婚またはパートナーがいない」「社会環境および教育問題」「キャリア計画への悪影響」なども挙がった。「出産と子育てが現在の仕事に影響することを懸念する」という回答は77％に上った。
育児休暇の取得については34％が「申請したいけど実際にはできない」と回答。「他の人に職位を取られる」「育児休暇が終わった段階で人員削減の対象となる」などが理由に挙がった。
出産および子育て後の職場復帰については、働く女性の９割が意欲を持っているものの、実際に再就職できたのは５割で、そのうちの５割が「仕事内容や給料など労働条件が以前より悪くなった」と回答した。月給の平均減少幅は7,167台湾元（約２万300円）だった。
