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アーリーハーベスト縮小、海基会が否定【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年3月10日_記事番号:T00021384

アーリーハーベスト縮小、海基会が否定【表】

 
 台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の馬紹章広報担当は9日、中台間の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)交渉で、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)の対象品目がさらに絞り込まれるとの観測について、「(品目を)削減することはない」と述べた。10日付工商時報が伝えた。
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 アーリーハーベストの対象品目をめぐっては、台湾側関係者がECFA交渉の進展を優先させる立場から、対象品目を現在検討中の500項目から200項目に絞り込むことを示唆し、交渉の推移が注目されている。

 一方、江丙坤・海基会董事長は同日、「両岸(中台)が4月か5月に交渉妥結に至れば、6月がECFA締結に適した時期だ」と期待感を示した。また、アーリーハーベストの対象品目に関しては、「経済部長が対象品目は当初構想通りの500項目だと言っている」とした上で、「交渉とは駆け引きであり、最初は高い要求を提示して、交渉プロセスで最終的に決まるものだ」と述べ、再検討にも含みを残した。