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「Q2に雇用増やす」、企業の38%=マンパワー


ニュース その他分野 作成日:2010年3月10日_記事番号:T00021385

「Q2に雇用増やす」、企業の38%=マンパワー

 
 大手人材派遣会社の米マンパワー(万宝華企管顧問)が発表した国際就業展望調査によると、調査の対象となった台湾企業1,041社のうち、第2四半期に「従業員を増やす」と答えた雇用主は全体の38%で、「減らす」と答えたのは3%だった。マンパワー台湾支社の劉玿廷総経理は、「景気が回復していること、および春節(旧正月)後で転職が増えていることにより、企業の求人意欲が高まっている」と指摘した。10日付自由時報などが伝えた。

 「求人増」から「求人減」の割合を差し引き、季節要因を考慮して調整した純雇用予測指数は33ポイント(前期比6ポイント増、前年同期比39ポイント増)となった。これは、2005年第2四半期の調査開始以降最高の数値で、今回調査対象となった36カ国中、台湾はインド、ブラジルに次いで世界第3位となった。

 業種別では、金融、保険、不動産業の指数が前期比15ポイント増の40ポイントと最も高く、これにサービス業(33ポイント)、製造業(29%ポイント)が続いた。一方、運輸および公共施設関係は20ポイントで、前期比7ポイント減少した。