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作成日：2007年8月16日_記事番号：T00002139
製紙大手の永豊餘、大潤発への商品供給停止
製紙大手の永豊餘集団は15日までに、大手量販店の大潤発（ＲＴマート）への商品供給を中断することを決めた。不合理な値下げ要求が相次いだことが理由で、同社は今後、パッケージを一新するなどして、自社のブランド力強化に注力していく方針。16日付工商時報が伝えた。
永豊餘消費品公司の何奕達総経理は15日、「大潤発の取引条件は極めて不合理で、企業としての長期的利益を考慮し、商品供給の中止を決めた」と述べた。ただ、大潤発側との接触には随時応じるとしており、交渉の余地を残した。
同社はブランド力強化を目指し、９月か10月に「五月花」ブランドの商品のパッケージを見直すなどのてこ入れを行う。
中国では北京工場で生産能力を月1,500トンに引き上げるため、2,000万米ドルを追加投資する。
