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作成日：2010年3月10日_記事番号：T00021399
ＡＳＵＳ、２月は１割減収
華碩電脳（ＡＳＵＳ）が９日発表した２月売上高は、前月比10.11％減、前年同月比53.17％増の203億9,900万台湾元（約576億円）で、同社の当初予測通りに落ち着いた。１～２月累計では前年同期比97.47％増の430億9,200万元だった。10日付電子時報が報じた。
沈振来執行長（ＣＥＯ）は先日、中国の労働者や部品不足の影響で、第１四半期は前期比10～15％の減収となると予測を示したが、市場では、労働者不足問題が解消に向かっている上、ＡＳＵＳは３月、ノートパソコンの在庫一掃推進により大幅な出荷成長がみられ、第１四半期の減収幅は10％以内に収まると予想されている。
ＡＳＵＳ傘下で受託生産を担う和碩聯合科技（ペガトロン）の２月売上高は、前月比11.1％減、前年同月比22.8％増の301億6,900万元で、１～２月累計は前年同期比34％増の641億1,600万元だった。
