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作成日：2007年8月16日_記事番号：T00002142
遠東集団、速博の株式５割を取得
遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は15日、遠伝１株に対し速博電信（sparq）6.1128株で、速博の大株主であるシンガポール電信と株式交換を行ったと発表した。今回の株式交換により、速博株は遠伝が24.51％、遠東グループ26％と合わせて５割以上を取得したことになる。
遠伝の楊麟昇総経理は「速博の株式購入をこれ以上進める計画はなく、双方の携帯電話と固定電話のネットワークを統合し、現在５％の市場シェアを20％まで引き上げたい」と語った。
速博はここ数年赤字が続いており、昨年末の段階で赤字は33億5,600万台湾元（約120億8,000万円）に達していたが、今年上半期は黒字に転じており、遠伝は今後３年で約18億元の売上貢献を期待している。16日付中国時報が伝えた。
