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不動産購入に模様眺めムード、価格抑制政策で【図】


ニュース 建設 作成日:2010年3月11日_記事番号:T00021421

不動産購入に模様眺めムード、価格抑制政策で【図】

 
 不動産価格抑制に向けた政策が相次いで打ち出される中、不動産仲介業者を訪れる客足の鈍りが目立ち始めている。信義房屋の内部統計によると、台北市では価格1,500万台湾元(約4,280万円)以上の高級物件の購入者が全体に占める比率が春節(旧正月)前の40.7%から春節後には35%に低下した。11日付工商時報が伝えた。
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 春節前までは、住宅価格の先高感から今のうちに買っておこうという自己居住用の需要が見られたが、春節後は高値追いの傾向が下火となっている。

 また、住商不動産によると、物件の下見に訪れる顧客は1月中に大きく伸びたが、3月に入ってからはピーク時より30~40%減少しているという。

 業界関係者は、最近の不動産価格抑制策で不動産ローンの融資比率が制限された影響で、店頭での問い合わせ件数が減少しているほか、不動産価格動向を見極めようと模様眺めに転じる購入希望者が増えていると分析している。