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作成日：2010年3月12日_記事番号：T00021442
フォーブス長者番付の台湾１位、鴻海・郭董事長が返り咲き
米経済誌フォーブスがこのほど発表した世界長者番付によると、今年、鴻海科技集団（フォックスコン）の郭台銘董事長が資産総額55億米ドルで台湾で１位（世界136位）に返り咲いた。12日付聯合報が伝えた。
台湾からはこのほか、▽富邦集団・蔡万才総裁、166位（資産49億米ドル）▽旺旺控股・蔡衍明董事長、197位（同43億米ドル）▽広達集団・林百里董事長、342位（同29億米ドル）──など、おなじみの顔ぶれがランクインした。
また、中台経済交流の進展を背景に、中国最大の即席めんブランド「康師傅」などを展開する台湾系企業グループ、頂新集団の魏応州総裁を含む魏家４兄弟、台湾系の中国タイヤ最大手、正新橡膠工業の羅結董事長などがランクインし、同番付（上位1,000位内）入りを果たした台湾の資産家は昨年の５人から18人に増加した。
フォーブスは保有株式価格によってランク付けしているが、経済誌「今周刊」の番付では土地資産を基にしており、これによると台湾一の富豪は宏泰集団の林堉璘董事長となる。なお、フォーブスの番付では林董事長は世界488位で、台湾６位だった。
