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海運3社、ハイシーズンに向け新航路設置へ


ニュース 運輸 作成日:2010年3月12日_記事番号:T00021444

海運3社、ハイシーズンに向け新航路設置へ

 
 海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)、万海航運(ワンハイラインズ)、陽明海運(ヤンミンライン)の3社が、5月のハイシーズンを前にそれぞれ新たな航路の設置を計画している。12日付経済日報が伝えた。

 長栄は11日、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス1が発効したことで今年、東南アジア近海航路の貨物量が5~10%増えるとして、今月中旬から中国大手の中国海運集団と提携し、華中地区からタイ、フィリピンを結ぶ航路で協調配船を実施すると表明した。2,500TEU(20フィートコンテナ換算)の船舶を長栄が1隻、中国海運が2隻提供し、計3隻で5航路を運航する。

 万海は13日から欧州航路を再開するほか、4月には長栄などと提携し、アジア~東アフリカ航路を新設する。また中東航路では就航船舶の規模を4,500TEUから6,000TEUに引き上げる。

 陽明海運(ヤンミンライン)は、中遠集装箱運輸(コスコン)、川崎汽船、韓進海運と結成するCKYHアライアンスで4月から、アジアから欧州、地中海、米西海岸それぞれを結ぶ航路を1路線ずつ、近海航路も1~2路線増設する。