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プリマスの南山人寿買収、7年間の譲渡禁止要求


ニュース 金融 作成日:2010年3月12日_記事番号:T00021449

プリマスの南山人寿買収、7年間の譲渡禁止要求

 
 立法院経済委員会は10日、生命保険大手の南山人寿保険がプリマス・フィナンシャル・ホールディングスなどに売却されることに関連し、7年間の株式譲渡禁止や株主としての適格性などを7項目を審査条件に含めることを経済部投資審議委員会(投審会)に求める決議を行った。12日付聯合報が伝えた。

 このほか、新株主の経営能力、従業員4万人と契約者400万人の権益保護が十分に含まれるかなども審査対象とするよう求めた。

 これに関連し、行政院金融監督管理委員会(金管会)保険局の呉崇権副局長は「プリマス側が具体的な確約を行うことなどを条件に審査を進める。重要なことは金管会を信用させることだ」と指摘した。

 ただ、呉副局長は7年間の株式譲渡禁止について、「特定株主の株式譲渡を禁止すると、株主の権益を損ねる恐れがあり、法的にも問題だ。会社定款を変更するとしても、定款は随時改正できるために良い方法とは言えない」と慎重姿勢を示した。